2015年11月29日日曜日

平成27年度 学習発表会


 今年は、「響け都多の里いっぱいに ひとりひとりが主人公」のスローガンを掲げ、学習発表会の練習をがんばってきました。本番では、スローガンにもあるように、ひとりひとりが主人公になりきり、都多の里いっぱいに美しい歌声や音色を響かせてくれました。


 今年の全校合奏は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」より「エーデルワイス」と「ドレミの歌」のメドレーです。どちらも有名な曲で、歌うと楽しい曲ですが、演奏するとなると難しい曲です。短い練習期間でしたが、何度も練習し、がんばりました。音楽の授業だけでなく、休み時間や家庭でも練習に取り組みました。その成果が存分に発揮された演奏でした。



  

 1・2年生の劇「おたまじゃくしの101ちゃん」は、普段たくさんの愛情を与えてくれる大好きなお母さんに感謝の気持ちを伝えることができたのではないかと思います。1年生にとっては初めての学習発表会。広い体育館で、どれくらいの声を出せば見ている人に届くのか、どうすれば気持ちが伝わるのか、2年生をお手本にがんばりました。かえるやおたまじゃくし、ザリガニなどになりきって演じる姿はとてもほほえましく、また、お母さんへ感謝の気持ちを伝える姿にとても感動しました。


  

 3・4年生は英語劇「MOMOTARO」に挑戦しました。慣れない英語に苦戦もしましたが、見ている人に伝わるように、大きく、ゆっくり、はっきりした声で台詞を言えるように練習してきました。また、「見ている人たちに笑ってほしい!」という気持ちから、いくつかの見せ場を自分たちで考えました。桃太郎のように鬼退治はできませんが、どんな大人になりたいか、将来どんな仕事に就きたいのか、発表しました。桃太郎が仲間にした猿や犬、キジのように、よく考え、家族を大切にする気持ちや感謝の気持ちを忘れずに成長していってほしいなと感じました。


  

 5・6年生は自然学校でカヌー体験をした「音水湖」を題材にした劇「湖上にふく風 ~過去と未来への希望~」を通し、ふるさとのすばらしさを伝えてくれました。さすがは高学年。昔の人々の生活の様子やふるさとが水の底に沈んでしまうことの悲しさがとても伝わってきました。誰にでもあるふるさと。そのふるさとがなくなってしまうことはとても悲しいことであること、そして、私たちのふるさとである都多を大切にしていかないといけないということを改めて教わったように思います。


 全校合奏では、全校児童による「こどもの世界」、会場の全員で「ふるさと」を歌いました。会場全体が一体となり、プログラムの最後にふさわしい歌になりました。一緒に歌ってくださった皆様、ありがとうございました。

 衣装の準備や家庭での練習など、地域の方々、保護者の方々には本当にお世話になりました。おかげさまで、今年の学習発表会も大成功に終わったと思います。本当にありがとうございました。



2015年11月25日水曜日

校報「つた」11月号


児童のプライバシー保護のため、個人名を削除して掲載しています。

※PCでは画像クリックで拡大表示します。

2015年11月11日水曜日

校内マラソン大会


 平成27年度校内マラソン大会を実施しました。青空が広がり、良い天気でしたが、とても風が強く向かい風だったので走りにくかったと思います。それでも最後まであきらめず、走り切りました。

  

 子どもたちは、毎日のパワーアップタイムマラソンや体育での練習など積極的に取り組んできました。友だちとの勝負だけでなく、自分との勝負もがんばってくれたと思います。途中であきらめてしまいそうな自分、足を止めてしまいそうな自分に打ち勝ち、走り切りました。走り終わった後には、達成感に満ちあふれているような表情でした。
 最後には、「今までの練習の成果が出たと思います。」「今年悔しい思いをしたので、来年はもっとがんばりたいです。」「来年はペースに気をつけて走れるようにがんばりたいです。」といった感想が出ました。

 校内マラソン大会は終わりましたが、宍粟市ロードレース大会やライオンズロードレース大会に参加する子もいます。次に向けてがんばってほしいなと思います。

 寒い中にもかかわらず、子どもたちのためにたくさんの方が集まり、応援してくださいました。きっと子どもたちの力になったと思います。ありがとうございました。

2015年11月10日火曜日

「夢の小径」陶板作り


 宍粟市役所横の河川敷に「夢の小径」を作ろうという取り組みが昨年度から実施されています。その陶板作りが、都多小学校でも実施されました。
 1・2年生は焼き上がった陶板にクレパスで絵を描いていきます。3~6年生は、粘土を水でゆるくした「どべ」という接着剤のようなものを使って絵を立体にしたり、削り取ったりして絵を描きます。みんな画面いっぱいに個性溢れる絵を描きました。

  

 陶板が焼き上がり、「夢の小径」に設置されるのがとても待ち遠しいですね。この陶板は、市役所東側の河川の堤防に設置される予定です。ぜひご家族で見に行ってみてください。

2015年11月6日金曜日

3年生環境体験

 今日は3年生環境体験として、小茅野にあるビオトープの見学、ピザ焼き体験をさせていただきました。

 小茅野は都多校区ですが、子どもたちは初めて足を運んだそうです。「昔はここから都多小学校に通ってる子もいたんやで。」と聞き、とても驚いていました。ビオトープがあるおかげで、数が少なくなってしまった動物がすみかにしたり、たくさんの動物が集まってきたりするということを知り、自然保護施設のよさを感じることができたと思います。


 ピザは、生地から自分たちで作りました。一生懸命こね、丸く伸ばし、トッピングをし、窯に入れて焼き上がりを待ちました。完成したピザはとてもおいしかったです。「やっぱり窯で焼いたからおいしいなあ。」「外で食べるご飯はおいしいなあ。」と話しながらいただきました。ピザの他にも、おにぎりや焼きそば、おつけものなど、たくさんのものを子どもたちのために用意してくださいました。たくさん食べ、おなかいっぱいになりました。

  

 そのほかにもチョウザメを触ったり山で遊んだりと、たくさんの体験をさせていただきました。自然に触れ、自然のよさや地域のよさに気づくことができたと思います。子どもたちのために協力していただいたみなさん、本当にありがとうございました。


2015年11月5日木曜日

3・4年生 車椅子体験


 
   

 今日は、宍粟市社会福祉協議会の方に来ていただき、車椅子とアイマスクの体験をしました。車椅子は、どんな人が使うのかなという質問に、「足が不自由な人」という答えが出ました。しかし、事故やけがなどで車椅子に乗ることが自分にもあるということを知り、車椅子をより身近に感じることができました。普段は気にならない少しの段差でも、車椅子では大きな段差に感じたり、スロープがあれば移動がスムーズだと実感したりと、バリアフリーの重要さに気づくこともできたと思います。

 アイマスク体験では、よく歩いている廊下でもとても長く感じたようです。「段差に気をつけてください。」や「あと2段で終わりますよ。」といった声かけが大切だということに気づきました。

 今日の体験を通し、困っている人がいたときに「何か手伝えることはありますか?」と声をかけたり、大人を呼びに行ったりと、自分にできることがあるということを感じたようです。

 今回、貴重な体験をさせてくださった宍粟市社会福祉協議会のみなさん、本当にありがとうございました。

2015年11月4日水曜日

1・2年生 手話教室


 
 本日、手話サークル「ひとみ」、宍粟ろう唖協会の方々に来ていただき、手話教室を実施しました。



 まず、聞こえないとはどんなものなのか聞きました。朝のアラームが聞こえない、車のクラクションの音が聞こえない、後ろから声をかけられても気づかないなど、身近な生活での例を挙げながら話していただきました。また、多くの人が耳の聞こえない人とのコミュニケーションの手段といえば手話を一番に思い浮かべると思います。しかし、それ以外にもジェスチャーや空話というような方法もあることを教えていただきました。手話以外にもコミュニケーションを取る方法を知り、思いを伝え合うことの大切さに気づいた子どもたちです。

 最後には、「もし、聞こえなくて困っている人がいたらどうしたらいいですか?」という質問が出るなど、自分にはどんなことができるのかしっかりと見つめることができました。

 今回、貴重な体験をさせていただいた手話サークル「ひとみ」のみなさん、宍粟ろう唖協会のみなさん本当にありがとうございました。